「最近、肩が前に出ている気がする」
「スマホを触っていると首や肩がつらい」
「肩こりだと思っていたら、腕が上がらなくなってきた」
こうした症状の背景にあるのが、
スマホ肩や巻き肩と呼ばれる姿勢の乱れです。
実はこの状態が続くことで、
四十肩(肩関節周囲炎)のような症状につながるケースも増えています。
(ヘルシーちゃん)
「肩の痛みは、突然起きるのではなく“積み重ね”で起こることが多いんです。」
スマホ肩・巻き肩とは?
スマホ肩とは、
- スマートフォン操作
- パソコン作業
などで、
頭が前に出て肩が内側に巻き込まれた姿勢が習慣化した状態を指します。
巻き肩は、
- 肩が前方に引っ張られる
- 胸が縮こまる
- 背中が丸くなる
といった姿勢の崩れが特徴です。
この姿勢が長時間続くことで、
肩関節に不自然な負担がかかり続けます。
なぜスマホ肩・巻き肩が四十肩につながるのか
① 肩関節の位置がズレる
肩関節は、
- 骨
- 筋肉
- 腱
- 関節包
がバランスよく働くことで、
スムーズに動く構造になっています。
しかし巻き肩になると、
- 肩関節が前に引き出される
- 正しい位置で動かなくなる
結果として、
一部の組織に負担が集中し、炎症が起こりやすくなります。
② 肩を動かす筋肉がうまく使われなくなる
スマホ肩の姿勢では、
- 胸の筋肉は縮む
- 背中の筋肉は弱る
というアンバランスが生じます。
すると、
- 腕を上げる
- 肩を後ろに回す
といった動作がスムーズに行えなくなり、
無理な動かし方が続いて痛みにつながることがあります。
(ヘルシーちゃん)
「“動かしているつもりでも、正しく動いていない”状態が問題です。」
③ 血流が悪くなり、回復力が落ちる
巻き肩・猫背の姿勢は、
- 首
- 肩
- 背中
周辺の血流を悪くします。
血流が低下すると、
- 炎症が治りにくい
- 筋肉が硬くなりやすい
ため、
小さな負担でも痛みが長引きやすくなります。
若い世代に多い“スマホ肩由来の四十肩的症状”
① ある日突然、肩が上がらなくなる
慢性的な姿勢の乱れが続いた結果、
- ある日急に痛む
- 動かすとズキッとする
といった形で症状が表面化することがあります。
② 肩こりだと思って放置しやすい
若い人ほど、
- 肩こりの延長だと思う
- 湿布やマッサージで済ませる
傾向があり、
関節の炎症に気づくのが遅れるケースも少なくありません。
(ヘルシーちゃん)
「“ただの肩こり”と思っていたら、関節の問題だったということもあります。」
③ 夜間痛が出て初めて異変に気づく
- 夜にズキズキする
- 寝返りがつらい
といった夜間痛は、
スマホ肩・巻き肩が長期間続いた人にも起こります。
スマホ肩・巻き肩を放置するとどうなる?
姿勢の乱れを放置すると、
- 肩の可動域が狭くなる
- 痛みが慢性化する
- 回復に時間がかかる
といったリスクが高まります。
特に、
- 長時間同じ姿勢
- 運動不足
が重なる現代の生活では、
年齢に関係なく四十肩のような状態に進行する可能性があります。
四十肩予防として意識したいポイント
① 長時間のスマホ・PC作業を区切る
- 30〜60分に一度は姿勢を変える
- 肩や腕を動かす
といった小さな習慣が重要です。
② 胸を開く・肩甲骨を動かす
- 肩甲骨を寄せる
- 腕を後ろに引く
など、
巻き肩を戻す動きを意識しましょう。
③ 痛みがあるときは無理に動かさない
すでに痛みが強い場合は、
- 無理なストレッチ
- 強い運動
は避け、
必要に応じて整形外科などでの相談が安心です。
まとめ|スマホ肩・巻き肩は“四十肩の入口”になりやすい
スマホ肩・巻き肩は、
✔ 若い世代でも起こりやすい
✔ 肩関節に負担をかけ続ける
✔ 四十肩のような症状につながることがある
状態です。
大切なのは、
- 姿勢のクセに気づく
- 早めにリセットする
- 痛みを軽く見ない
こと。
(ヘルシーちゃん)
「肩の痛みは“姿勢からのサイン”であることも多いです。今の生活を少し振り返ってみてください。」